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荒屋遺跡の素晴らしさを学びました

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荒屋遺跡の素晴らしさを学びました

タグ # コミセン# 文化・スポーツ部会

 7月3日、文化・スポーツ部会担当の「荒屋遺跡に学ぼう」がコミセンで開催されました。当日は市科学博物館の学芸員、新田康則さんを講師にお迎えし、荒屋遺跡のあらましから発掘調査の概要、県内にある他の遺跡との関係などスライドや資料を使ってわかりやすく説明していただきました。説明を聞いた後は、文化会館3階にある民俗資料館に出向き、実際に発掘された、細石刃(さいせきじん)や荒屋型彫刻刀(あらやがたちょうこくとう)など見学しました。
 15名の参加された皆さんは、改めて荒屋遺跡の素晴らしさを実感されたようです。

荒屋遺跡=今から約16,000年前(旧石器時代終末期の遺跡)の遺跡で、平成16年2月27日、国史跡に指定されました。これまでに、細石刃や彫刻刀形石器など約10万点の石器が出土、中でも特徴的な形である彫刻刀を、荒屋型彫刻刀と名付けられています。遺物や地面に掘った穴の跡(遺構)の多さなどから、極めて高い拠点性・回帰性をもつ稀有な遺跡であるとのお話でした。